死因究明・個人識別等法医学システム研究会について

 死因究明・個人識別システムの改革は喫緊の課題であり、犯罪見逃しの防止だけでなく、事故や自殺の予防としても重要であります。 そうした課題について情報交換、研究ならびに関係各所への提言を行い、これにより我が国における死因究明・個人識別システム改善に貢献することを目的として開設されました。 研究会開設は、法医学教育・研究体制の充実にも繋がるものと考えられます。


ご挨拶

 石原憲治会長が会長をご辞退されたことを受け、令和3年から会長を仰せつかりました。石原前会長は、議員秘書及び厚生労働大臣秘書官でいらした際に、死因・身元調査法及び死因究明等推進法の成立にご尽力され、その後大学において死因究明制度の研究をされる傍ら、本会を立ち上げられました。本会は、法医学関係者のみならず、法曹関係者、社会学研究者、メディア関係者等様々な領域の方々が参加され、法医学に関わる法律や制度について検討するきわめて貴重な場であります。今後前会長には顧問となっていただき、ご意見を伺いながら、本会をさらに発展させ、制度や法律に関する議論を深め、国等へ提言していければと考えております。皆様におかれましては、以前と変わらぬ、ご支援、ご指導、ご鞭撻いただければ幸いに存じます。


令和3年3月25日

                                      死因究明・個人識別システム研究会

                                      会長 岩瀬 博太郎

 

初代会長挨拶